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【3分で解説】書籍「年収90万円で東京ハッピーライフ」の要約と感想

書籍「年収90万円で東京ハッピーライフ」の内容を手っ取り早く知りたい!

そんな人に向けて、内容を簡単にまとめました。

この記事でわかること
  • 書籍「年収90万円で東京ハッピーライフ」の要約
  • セミリタイアを目指すわたしが思うこと


この記事を書いた人

夫婦でセミリタイアを目指し中。月13万円くらいでミニマムに生活しています!

先日、オリエンタルラジオ中田さんのYouTube大学でもこの本が取り上げられていました。タイトルだけでもかなり気になりますよね。

3分くらいでさくっと読めるので、本を読む時間のない方はぜひ。

この本の結論

さっそく、結論から。

「好きなことで生きる」のではなく「イヤなことで死なない」

これが本書の結論です。

この逆転の発想、すごくないですか?わたしはかなり衝撃的でした。

著者はイヤなことをしないために、仕事や衣食住、人間関係など徹底的に「省く」ライフスタイルを貫いています。

「普通は」マイホームを買い、いい車に乗り、いい洋服を着て…。そういう「普通の」生活をするためにはお金が必要だから、ストレスを抱えながらもバリバリ働いて…。

いわゆる「普通」の生活をせずに、極力お金をかけないで生活します。

お金がかからなければ、週5日も働く必要はなくなります。そうして、空いた時間を自分の好きなことをするために使う。

  • 世の中の「普通」にとらわれず「自分」にとって何がしあわせか考える
  • ストレスの溜まるイヤなことはやらない
  • 自分の好きなことができる

だから年収90万円でもハッピーでいられる、というわけです。

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著者のライフスタイル

年収90万円でいったいどんな生活をしているのか、気になりますよね。

生活費の内訳

生活費はこんな感じです。

ざっくり平均を書くと、家賃が2万8千円、共益費が1500円、固定費〈ネット含む〉が1万5000円、食費が1万円、その他。最低限に切り詰めれば月6万円台で生きてはいけるんですが、節約のために生きるわけじゃないし、たまには遊びにも行きたいので、今は7万円ぐらいとしています。

「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原扁理

仕事について

週に2日、介護の仕事。なんと週休5日です。

そもそも著者は「週に5日働かなくてはいけない」という考えに疑問をもっています

月に必要な生活費を計算し、そこからいくらあれば生きていけるのか逆算すると約7万円。じゃあ、ちょっと余裕をもって7万5千円稼げばいい、という考えです。

「与えられた環境も物欲も、必要なお金の量も人によって違うのに、なんでみんな一律に週5で働かなきゃいけないんだろう、って疑問に思ったことないですか?必要なだけ働けば満足なのか、それ以上にバリバリ働くか。わたしはそこを社会に決められるんじゃなくて、自分で決めたかったんです。

「年収90万円で東京ハッピーライフ」大原扁理

この部分がとくに印象に残りました。

  • ブランドものは買わない
  • 流行に左右されない服を着る
  • 自分に本当に似合うベストな服だけを着る

  • 基本は自炊する
  • 玄米、納豆、サバ缶、味噌汁など質素なものを食べる
  • ときどき外食にも行く

  • 多摩市の2万8千円アパート
  • 5畳ワンルーム
  • 駅から徒歩25分

駅から遠いので人が全然来ないそうです笑

逆にこれだけ遠いのに来てくれる人が本当の友達といえますね。

休みの週5日、何をして過ごしている?

休みの週5日は大好きな読書をしたり、お金がかからないことをして過ごします。

  • 読書
  • 散歩
  • 公園
  • 図書館
  • ただボーッとする

著者曰く、無料を使い倒しているとのこと。たしかにすべてお金がかからない趣味ばかりです。

何がハッピーなのか

ここまで質素な生活していて何がハッピーなのかと思いますよね。

でもいつも悩んだりストレスに感じるのって

  • 仕事が忙しい
  • 人間関係で消耗する
  • やりたいことがやれない

大抵はこういったことではないでしょうか。著者のように、

  • イヤな仕事はしない
  • 苦手な人とは距離を置く
  • 自分のやりたいことができる

こういう生き方をしている人の方が少ないと思います。

自分にとってのしあわせを見つけて、ストレスなく好きなことをやる人生

こういう人生のほうが、ハッピーです。

セミリタイアを目指すわたしが思うこと

わが家はセミリタイアを目指しています。

うちは基本的な生活費が月13万くらいなので、著者の「徹底的に省く」という考えにはとても共感できました。

さすがに食事などすべて真似することはできないですが、衣服や人間関係に関しては近い感覚をもっていると思います。

最近思うのが、しあわせに生活していくのに案外お金はかからないということ。

家族と何気ない会話をしたり、本当に大好きな友達とおしゃべりしたり、のんびり散歩したり…。

月13万で生活しているというと、さぞつらい思いをしているのでは?と思われそうですが、お金を使わないこういった何気ない日常にしあわせを感じています。

このあたりも著者の感覚と似てるなと思いました。

まとめ

最初タイトルを聞いたときは、「東京で年収90万円でやっていけるんだ!究極の節約ハウツー本かな?」と思ったのですが、違いました。

節約ノウハウではなく「自分軸」で生きることの大切さを教えてくれる本でした。

とくに競争社会に疲れている人に読んで欲しいです。読んだあとに心がスッと軽くなる、そんな本だと思います。

気になる方は、ぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!